土地の相続税計算方法

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土地の相続税計算方法は?

土地の相続税計算方法は?

 

 

相続財産のほとんどは、貯金よりも宅地などの不動産といわれています。土地を相続した場合の相続税は、どのような方法で計算しているのか詳しくご紹介します。

 

 

土地の評価方法

 

 

・土地は路線価(ろせんか)に面積をかけて計算します。路線価とは、所有する土地が面している道路につけられた1uあたりの価格のことです。

 

・計算式は路線価(千円/u)「毎年改定」×面積(u)×補正率=評価額です。
単純に計算すると200uの自宅に面した道路の路線価が30万円だったとすると、30万円×200u=6000万円です。ただし、路線価は整形済みの土地で間口が広い場合を想定して計算するので、実際は地形や周辺の環境などによって大きく変わってきます。そのため補正率をかけて修正します。

 

・道路に接していない路線価のない土地の場合は、倍率方式で評価します。これは固定資産税評価額を基本として、その地域ごとの倍率をかけて評価します。

 

・計算式は固定資産税評価額「3年に1度改定」×地域ごとに定める倍率「毎年改定」=評価額です。

 

・固定資産税評価額は、国が決定した固定資産評価基準に基づき市町村が決めています。固定資産税評価額は毎年市町村から送られる固定資産税の課税明細書に記載されており、評価倍率表と路線価図は国税庁のホームページで公表されています。

 

 

建物の評価方法

 

・建物の評価額は、固定資産税評価額によって決められます。
計算式は固定資産税評価額「3年に1度改定」×1.0=評価額です。建物は、毎年市町村から送られる固定資産税の課税明細書がそのまま相続税の評価額になると考えていいでしょう。

 

・マンションの場合は、マンションの全体の評価額を土地や建物の評価額から算出し、それに持分割合を乗じた計算方法になります。持分割合とは、マンションを所有者のあいだで分割した割合のことです。

 

 

小規模宅地等の特例

 

・自宅の敷地を同居していた配偶者や子供が相続した場合は、特例により節税できます。これを小規模宅地等の特例といいます。土地の面積330uまでは、80%まで評価額を減額できるのです。

 

・例えば5000万円の評価額の土地であれば、80%も減額できるので1000万円まで評価額を下げることができます。

 

・ただしこの特例は、「同居していた家族」か「過去3年間持ち家に住んだことのない相続人」に適用されます。つまり、「実家から独立して自分のマイホームに住んでいた人」などは減額の対象にならないので、注意が必要です。

 

・土地の相続税計算は複雑で、自分で計算したときと税務署側の評価額がまったく違うということもあります。その場合は、プロの税理士に依頼して計算してもらうことをおススメします。